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住宅火災警報器の期限チェックと交換時期の目安

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住宅火災警報器の期限チェックと交換時期の目安

住宅火災警報器は、万が一の火災発生時に私たちの命を守るための重要な設備です。

しかし、その存在を忘れがちになり、いざという時に正しく作動しないという事態は避けたいものです。 特に、一人暮らしの高齢者の方々にとって、日々の生活の中で警報器の状態を把握することは安心に繋がります。 そこで今回は、住宅火災警報器の「期限切れ」をチェックする方法や交換が必要な場合の目安について解説します。


□住宅火災警報器の期限確認

火災報知器が正しく機能するためには定期的な確認と適切な維持管理が不可欠です。

内部の電子部品は時間とともに劣化し電池も消耗するため、いずれは火災を検知できなくなる可能性があります。 そのため、警報器の寿命を理解し定期的に点検を行うことが重要です。

*本体記載の期限見る

住宅火災警報器の本体には、製造年が記載されている場合があります。 また、設置した日付を本体に記入している場合もあります。 これらの情報を確認することで、おおよその使用年数を把握できます。 多くの住宅火災警報器の寿命は10年とされており、製造年から10年以上経過している場合は交換を検討する時期かもしれません。

本体の側面や裏面、電池ボックス内など、目立たない場所に印字されていることが多いです。

*取扱説明書確認

住宅火災警報器の正確な交換時期や確認方法については、取扱説明書に詳細が記載されています。 機種によっては、交換時期が近づくと音声やランプで知らせてくれるものもあります。

取扱説明書は、警報器の機能やメンテナンス方法を理解する上で非常に役立ちます。 もし取扱説明書が見当たらない場合は、インターネットで製品名を検索することで、デジタル版が見つかることもあります。 製品名と「取扱説明書」を組み合わせて検索すると、メーカーのウェブサイトなどでPDFファイルが見つかる可能性が高いです。


□期限切れ警報器の交換

住宅火災警報器は、内部の電子部品の劣化や電池切れにより、火災を正しく検知できなくなる恐れがあります。 そのため、定期的な点検と、定められた交換時期を守ることが大切です。

*交換時期の目安

住宅火災警報器の寿命は一般的に10年とされています。 これは、内部の電子部品の経年劣化や電池の寿命によるものです。 本体に「交換期限」の表示がある場合は、その期限までに交換を行いましょう。

表示がない場合でも、設置から10年を目安に交換することが推奨されています。 電池寿命が10年の製品も多く、電池切れの時期が近づいている可能性も考慮する必要があります。 警報器が正常に作動するかを定期的にテストボタンを押して確認することも重要です。

*交換方法

住宅火災警報器の交換は、ご自身で行うことも可能です。 まずは、古い警報器の電源(電池)を抜き本体を取り外します。 新しい警報器を取り付ける際は、取扱説明書に従って正しく設置してください。 設置後には、必ず作動確認を行い正常に警報音が鳴ることを確認しましょう。

もし、ご自身での交換に不安がある場合は、専門業者や購入した販売店に相談することをおすすめします。 交換した古い警報器は、お住まいの自治体のルールに従って適切に廃棄してください。 多くの自治体では、小型家電リサイクルや指定のゴミ袋での回収など独自のルールが定められています。


□まとめ

住宅火災警報器は、火災発生時に早期発見・早期避難を促すための生命線です。 本体の製造年や設置年を確認し、一般的に10年とされる交換時期を目安に、定期的な点検と必要に応じた交換を行いましょう。

万が一の事態に備え、常に正常に作動する状態を維持することが、ご自身の安全を守ることに繋がります。 警報器の点検は、年に一度、火災予防運動などの機会に合わせて行うと習慣化しやすいでしょう。

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