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家具のホルムアルデヒド臭対策!快適な住まいへ

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家具のホルムアルデヒド臭対策!快適な住まいへ

家具から漂う独特の臭いに悩まされていませんか?

もしかしたら、その原因は「ホルムアルデヒド」かもしれません。

新居への引っ越しや新しい家具の購入を機に、体調の変化を感じる方もいるでしょう。

そこで今回は、ホルムアルデヒドの臭いの原因と、その対策について解説します。


□ホルムアルデヒドの臭いの原因

ホルムアルデヒドは、私たちの身の回りの様々な製品に含まれている揮発性の化学物質です。

その独特なツンとする臭いは、人体に影響を及ぼす可能性も指摘されています。

*家具から発生する臭い

新しい家具、特に合板やパーティクルボードなどの木質建材を使用した家具からは、接着剤に含まれるホルムアルデヒドが発散されることがあります。

これにより、独特の臭いが発生し、人によっては目や鼻、喉への刺激、頭痛などの症状を引き起こす原因となることがあります。

特に、価格が安価な家具や、海外製の家具、あるいはDIY用の資材から作られた家具などは、ホルムアルデヒドの含有量が高い傾向があるため注意が必要です。

これらの家具は、製造過程で安価な接着剤が使用されている場合が多く、ホルムアルデヒドの放出量が多くなりがちです。

また、換気が十分でない密閉された空間に長期間置かれていると、ホルムアルデヒドが空気中に蓄積され、臭いが強くなることもあります。

*建材から発生する臭い

住宅の建材にも、ホルムアルデヒドが含まれていることがあります。

フローリングや壁紙の接着剤、建材そのものからホルムアルデヒドが揮発し、室内の空気を汚染することがあります。

特に新築やリフォーム直後の住宅では、これらの建材から発散されるホルムアルデヒド濃度が高くなる傾向があります。

これは、新しい建材が持つ揮発性有機化合物(VOC)が、時間とともに徐々に放出されるためです。

例えば、壁紙を貼る際に使用される糊や、フローリング材の表面をコーティングする塗料、断熱材などにホルムアルデヒドが含まれていることがあります。

これらの建材から放出されたホルムアルデヒドは、室内の空気に滞留しやすく、特に気密性の高い住宅では濃度が高まりやすいという特徴があります。

そのため、新築やリフォーム後しばらくは、意識的な換気が非常に重要になります。


□ホルムアルデヒドの臭い対策

ホルムアルデヒドによる臭いや健康への影響を軽減するためには、いくつかの対策が有効です。

*換気による対策

最も手軽で効果的な対策は、こまめな換気です。 窓を開けて空気の入れ替えを行うだけでなく、換気扇を常に使用することも大切です。

24時間換気システムが設置されている場合は、正しく作動しているか確認し、定期的なメンテナンスを行いましょう。

空気の入口と出口を意識的に作ることで、より効率的な換気が可能になります。

例えば、風の通り道を作るように、対角線上の窓をいくつか開けるのが効果的です。

また、換気扇は、キッチンや浴室だけでなく、居室にも設置されている場合がありますので、その機能を確認し、積極的に活用することが推奨されます。

特に、家具の配置によっては空気の流れが悪くなることがあるため、家具の配置を工夫することも換気効果を高める上で役立ちます。

例えば、壁にぴったりとつけすぎず、少し隙間を空けるだけでも空気の循環が促進されることがあります。

さらに、換気は一度行えば良いというものではなく、一日の中で複数回、こまめに行うことが、室内のホルムアルデヒド濃度を低く保つ上で重要です。

*家具選びのポイント

家具を選ぶ際には、ホルムアルデヒドの発散量が少ないものを選ぶことが重要です。

家具のカタログやラベルに表示されている「ホルムアルデヒド発散量による区分」を確認しましょう。

F☆☆☆☆(フォースター)という表示は、ホルムアルデヒドの発散量が最も少ないことを示しており、安全性の目安となります。

信頼できるメーカーや販売店では、こうした表示をしっかり行っています。

F☆☆☆☆の表示がある家具は、日本の法律(シックハウス症候群対策法)で定められた基準を満たしており、室内での使用において安心できるとされています。

この星の数は、ホルムアルデヒドの放散量を表しており、星の数が多いほど放散量が少なく、安全性が高いことを意味します。

家具を選ぶ際には、デザインや価格だけでなく、こうした安全基準をしっかりと確認することが、健康的な室内環境を維持するために不可欠です。

また、中古家具を購入する場合や、海外製の家具を選ぶ際には、ホルムアルデヒドの含有量について注意が必要です。

可能であれば、購入前に販売店に確認したり、購入後に十分な換気を行うなどの対策を講じることが推奨されます。

*空気清浄機の活用

空気清浄機は、ハウスダストや花粉といった粒子状物質の除去には効果的ですが、ホルムアルデデヒドのようなガス状物質に対しては、フィルターだけでは除去が難しい場合があります。

ただし、一部の空気清浄機にはホルムアルデデヒド低減効果を謳うものもあります。

空気清浄機はあくまで補助的な対策として捉え、換気や発生源の除去と併用するのが良いでしょう。

ホルムアルデヒドは、活性炭フィルターや光触媒フィルターなどを搭載した空気清浄機で、ある程度除去できる可能性があります。

しかし、その効果は機種によって異なり、また、発生源からの放出量が多い場合には、空気清浄機だけでは追いつかないことも少なくありません。

そのため、空気清浄機を導入する際は、その性能をよく確認し、換気や家具の選定といった基本的な対策と組み合わせることが重要です。

空気清浄機は、室内の空気を循環させることで、ホルムアルデヒドをフィルターに吸着させたり、分解したりする役割を果たします。

しかし、根本的な解決策ではないため、定期的なフィルター交換や、室内の換気を怠らないことが大切です。


□まとめ

ホルムアルデヒドは、家具や建材から発生する可能性のある揮発性化学物質であり、独特の臭いの原因となることがあります。

この臭いや健康への影響を軽減するためには、こまめな換気が最も重要です。

家具選びにおいては、F☆☆☆☆などの表示を目安に、発散量の少ない製品を選ぶことが推奨されます。

空気清浄機も補助的な対策として活用できますが、根本的な解決には発生源の特定と除去が不可欠です。

もし体調に不安を感じる場合は、専門業者に相談することも検討しましょう。

ホルムアルデヒドの臭いは、不快なだけでなく、健康被害を引き起こす可能性も否定できません。

日頃から室内の換気を心がけ、家具や建材選びの際には安全性を重視することが、快適で健康的な住環境を維持するための鍵となります。

万が一、臭いが気になる場合や、頭痛、めまい、吐き気などの症状が続くようであれば、専門の測定業者に依頼して室内のホルムアルデヒド濃度を測定してもらうことも有効な手段です。

その結果に基づいて、専門家から適切なアドバイスを受けることで、より効果的な対策を講じることができます。

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